足軽紙芝居 ~掃除~

あらすじ

掃除。それは、古来より存在する禊である。
場所、物を問わずみな等しく清らかにするその行為は
いつしか「神への努め」と呼ばれるようになった。

民明書房「日本の美意識とその起源」より


わしは斎藤家足軽頭じゃ。

足「やあ皆の衆!それがしは足軽頭じゃ。」

 

 

 

足「今日はわしが掃除当番でのぅ。」

足「詰所の中を適当に掃除しておるのじゃよ。」

 

ゴシゴシ、ふきふき・・・

 

 

 

 

 

ドカドカドカ そこに太ましい人影あり!

 

この男は斎藤家旗大将也。

大将「しっかり掃除しておるか?」

大将「掃除は大事なことゆえ、しっかりやるのだぞ!!」

 

 

 

熱弁をふるう大将!

しかし足軽頭の耳には入っていない。

 

足「ウム、万事ぬかに釘・・・ゴホッ
万事抜かりはないぞ!!」

 

 

 

 

足「まあゆっくり茶でも飲んでいくがよい」

 

バキバキ、茶を立てる足軽頭。

 

足「ドーゾ」

 

 

大将「ありがちょんまげ。」

 

大将「あつッッッ」

 

 

 

 

 

 

2 件のコメント

  • 事務所で吹きだしてしまって誤魔化す為に必死で咳ばらいをしました。

    大将、どうしてくれるんですか…毎度毎度…

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